2027年度(令和9年度)の宅建試験は、2027年10月17日(日)に行われる見込みです。
「見込み」と書いたのは、正式な日程の公告が例年6月だからです。ただし、これは当てずっぽうの予想ではありません。試験を実施している不動産適正取引推進機構が、試験日のルールそのものを公表しています。
宅地建物取引士資格試験は、原則として、毎年10月の第3日曜日に実施されます。
2027年10月の第3日曜日は、10月17日です。
こんにちは、ゆうです。群馬県の自動車部品メーカーで工場勤務をしながら、独学で2024年度(令和6年度)の宅建試験に一発合格しました(自己採点45点/合格基準点37点)。
この記事では、2027年度の日程を公式情報をもとに整理したうえで、「じゃあ、いつから勉強を始めればいいのか」まで書きます。日程を知るだけでは1点も増えないので、そこから逆算するところまでが本題です。
1. 2027年度宅建試験の日程(見込み)

2027年度(令和9年度)宅建試験までの逆算カレンダー
- 2027年6月4日(金)ごろ試験案内の公告。ここで日程が正式に確定します(例年6月第1金曜)
- 2027年7月上旬〜7月末受験申込(インターネット)。郵送は7月中旬まで。受験手数料8,200円
- 2027年10月17日(日)試験本番 13:00〜15:00(12:30までに着席/登録講習修了者は13:10〜)
- 2027年11月下旬合格発表
締め切りが動かない試験です。試験日は10月の第3日曜、申込は7月のひと月だけ。7月の申込を逃すと、次のチャンスは1年後になります。逆算して、いつ始めるかを先に決めてください。
| 項目 | 日程(2027年度の見込み) |
|---|---|
| 試験案内の公告 | 6月4日(金)ごろ |
| 試験案内の配布 | 7月上旬〜中旬 |
| 受験申込(インターネット) | 7月上旬〜7月末 |
| 受験申込(郵送) | 7月上旬〜7月中旬 |
| 受験票の発送 | 10月上旬 |
| 試験日 | 10月17日(日)13:00〜15:00 |
| 合格発表 | 11月下旬 |
正式な日程が確定するのは、2027年6月の公告です。 それまではこの表を目安にしてください。確定したら本記事も更新します。
💡 通信講座を使うと決めている人へ 講座には「年度版」があり、受講期間はその年度の本試験前日で切れます。来年受けるつもりで今年度版を買ってしまう事故が毎年起きています。申込タイミングと各社の対応年度は、こちらにまとめました。
2. なぜ「10月17日」と言い切れるのか

理由は2つあります。
①実施機関がルールを公表している
不動産適正取引推進機構のサイトには、試験日について**「原則として、毎年10月の第3日曜日」と明記されています。公告の時期も「原則として、毎年6月の第1金曜日」**と書かれています。
つまり、毎年ゼロから決めているわけではなく、カレンダーで決まるということです。2027年10月の第3日曜日は10月17日。これは誰が数えても同じです。
②過去3年、実際にそのとおりになっている
| 年度 | 試験日 | 10月の第3日曜か |
|---|---|---|
| 令和6年度(2024) | 10月20日(日) | ○ |
| 令和7年度(2025) | 10月19日(日) | ○ |
| 令和8年度(2026) | 10月18日(日) | ○ |
| 令和9年度(2027) | 10月17日(日)見込み | ○ |
毎年1日ずつ前にずれているのは、1年が52週と1日だからです。きれいに並んでいます。
ただし「原則として」と書かれている以上、例外はありえます。実際、令和2年度と令和3年度は新型コロナの影響で10月と12月の2回に分けて実施されました。最終的には6月の公告で確認してください。
3. 申込は「7月のひと月」だけです

ここが、この記事で一番伝えたいところです。
宅建試験の申込期間は7月のひと月しかありません。 令和8年度(2026年)は、インターネット申込が7月1日9時30分から7月31日23時59分まで、郵送申込が7月1日から7月15日まででした。
この1ヶ月を逃すと、次のチャンスは1年後です。
| 項目 | 令和8年度(2026年)の実績 |
|---|---|
| インターネット申込 | 7月1日(水)9:30 〜 7月31日(金)23:59 |
| 郵送申込 | 7月1日(水)〜 7月15日(水)※消印有効 |
| 受験手数料 | 8,200円(非課税) |
2027年度も、同じく7月上旬から7月末のあいだになる見込みです。
カレンダーの7月1日に「申込日」とだけ入れておいてください。 勉強の進み具合に関係なく、まず申し込む。申し込んでから、間に合わせにいく。順番が逆だと、7月に「今年は間に合わないから来年にしよう」と考えてしまい、そのまま1年が過ぎます。
なお、申込手続きそのもの(マイページの作成、顔写真の登録など)は年度ごとに細かい変更があるので、実際の手続きは公式の案内に従ってください。
4. 試験当日の時間と、受験資格

試験時間は13時から15時の2時間
| 区分 | 着席時刻 | 試験時間 | 問題数 |
|---|---|---|---|
| 一般の受験者 | 12時30分まで | 13:00〜15:00(2時間) | 50問 |
| 登録講習修了者(5問免除) | 12時40分まで | 13:10〜15:00(1時間50分) | 45問 |
途中退出はできません。 2時間、席に座り続けることになります。
形式は4肢択一のマークシートです。50問を120分なので、1問あたり2分24秒。この時間配分の感覚は、早いうちに体で覚えておいたほうがいいです。
受験資格はありません
日本国内に住んでいれば、年齢も学歴も関係なく誰でも受験できます。 実務経験も不要です。
私は工業高校卒で、法律の勉強はまったくの未経験でした。高校時代の成績はクラスで下から5番目くらいです。それでも受かる試験です。
5. 合格発表は11月下旬。試験が終わってから38日あります

令和8年度(2026年)の合格発表は11月25日(水)。試験日が10月18日なので、試験から発表まで38日あります。例年この間隔です。
ここ、日程表の上ではただの1行ですが、実際に過ごすとかなり長いです。
自己採点はできる。でも「何点で合格か」は分からない
試験の当日夜から、各予備校が解答速報を出します。問題用紙は持ち帰れるので、自分が何点だったかはその日のうちに分かります。
問題は、合格基準点が発表日まで分からないことです。
宅建は相対評価なので、その年の受験者の出来によって基準点が動きます。過去10年の基準点は33点から38点まで、5点の幅で動いてきました。
つまり、自己採点で35点だった人は、38日間ずっと「その年が何点だったか」を待つことになります。 自分の点数は確定しているのに、合否だけが分からない。これが一番しんどいパターンです。
この38日をどう過ごすかは、試験が終わる前に決まっています
私の自己採点は45点でした。その年の基準点は37点だったので、自己採点した時点で、合格はほぼ確定していました。
だから発表までの38日間は、普通に生活していました。仕事に行って、子どもと過ごして、ときどき「そういえば発表いつだっけ」と思い出す程度です。
でも、これは運がよかったからではありません。
私はもともと40点を目標にしていました。理由は2つあって、ひとつは合格点に余裕を持たせたかったこと。もうひとつが、この38日間をそわそわして過ごしたくなかったことです。試験が終わった瞬間に「受かった」と分かる点数で終わりたかった。
もし自己採点が37点だったら、まったく違う38日になっていたと思います。基準点が36点なら合格、38点なら不合格。どちらに転ぶか分からないまま、年末まで待つわけです。合格前提で登録の準備を進めるわけにもいかず、かといって来年の勉強を始める気にもなれない。何も決められない38日間になります。
ここで言いたいのは「40点を目指せ」ということではありません。目標点を決めるときに、点数だけでなく「発表までの過ごし方」まで含めて考えておくと、納得して決められるということです。
ギリギリでも受かればいい、という考え方も合理的です。ただ、その選択には38日間の不安定さがセットでついてくることは、先に知っておいたほうがいいと思います。
合格発表の日にやること
発表日になると、機構のサイトに合格者の受験番号が掲載されます。都道府県ごとの一覧なので、自分の受験番号を探す形です。合格者には後日、合格証書が郵送されます。
ひとつだけ先に言っておくと、合格しただけでは宅建士を名乗れません。 宅建士として仕事をするには、資格登録と宅建士証の交付という手続きが別に必要で、ここに6万円以上かかります。
私は工場勤務で実務経験がなかったので、登録実務講習から受ける必要がありました。会場の都合で群馬から宇都宮まで片道2時間かけて通っています。
合格発表は、ゴールではなく次の手続きのスタートです。 ここも含めてスケジュールを見ておくと、あとで慌てずに済みます。
6. 【本題】2027年に受けるなら、いつから始めるか

ここからが本題です。日程が分かっても、いつ動き出すかを決めなければ何も変わりません。
今が、1年で一番いいスタート位置です
2026年10月の試験が終わった今から数えると、2027年10月17日まで約12ヶ月あります。
私が宅建の勉強に使ったのは10ヶ月でした。朝4時から6時までの2時間を、10ヶ月。合計で約600時間です。交代勤務をしながら、娘2人が寝ている時間に机に向かっていました。
つまり今から始めれば、私より2ヶ月多く時間があります。
これは偶然ではありません。宅建は年1回の試験なので、試験が終わった直後が、次の試験まで一番距離がある瞬間です。「年明けから始めよう」「春になったら」と先送りするたびに、この距離が削られていきます。
開始時期は3パターン
| 開始時期 | 試験までの期間 | どんな人向けか |
|---|---|---|
| 2026年12月ごろ | 約10ヶ月 | 働きながら・子育てしながら。私はこれ |
| 2027年4月ごろ | 約6ヶ月 | まとまった勉強時間を確保できる人 |
| 2027年7月ごろ | 約3ヶ月 | 申込と同時スタート。かなりきつい |
どれが正解ということはありません。1日に確保できる時間によって変わります。
私が10ヶ月かけたのは、平日に2時間しか取れなかったからです。1日4時間取れる人なら、6ヶ月でも同じ総量に届きます。
逆に言うと、残り期間が短いほど、1日あたりの負荷が上がります。 3ヶ月で受かる人もいますが、それは1日に何時間も使える環境がある人の話です。働きながらだと、かなり苦しい戦いになります。
最初の1ヶ月でやることは、教材を決めることだけです
長期戦で一番危ないのは、最初に飛ばしすぎて、春に燃え尽きることです。
12月から始めるなら、最初の1ヶ月は「毎日机に向かう習慣をつくる」ことと「教材を決める」ことだけでいいと思います。私の場合、ここで時間を使ったのが結果的に効きました。
7. まとめ:試験日は動かない。動かせるのは、始める日だけ

- 2027年度(令和9年度)の宅建試験は、例年のルールどおりなら10月17日(日)。正式な日程は2027年6月の公告で確定する
- 試験日は10月の第3日曜、公告は6月の第1金曜と、実施機関がルールを公表している
- 申込は7月のひと月だけ。 ここを逃すと次は1年後。受験手数料は8,200円
- 試験は13:00〜15:00の2時間、50問の4肢択一。受験資格はなく、誰でも受けられる
- 今から数えて試験まで約12ヶ月。私が使ったのは10ヶ月なので、2ヶ月の余裕がある
宅建は年1回しかありません。試験日は動かせませんが、始める日は自分で決められます。
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ここまで読んで「来年受けてみようかな」と思った方に、ひとつだけ先回りして伝えておきたいことがあります。
12ヶ月あると、どうしても「まだ先」に感じます。
でも宅建で落ちる人の多くは、試験の2週間前に力尽きるのではなく、最初の1〜2ヶ月で「何から手をつければいいか分からない」まま止まるんです。私も最初はそうでした。テキストを開いても、どの科目から、どの順番で、どこまでやればいいのかが分からない。
結局、勉強する順番(宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他)や、科目ごとの目標点を調べるのに、かなりの時間を使いました。 この時間は1点にもなりません。
そして来年の11月、合格発表の日に不合格を見るというのは、受験料8,200円を失うことではありません。 もう1年、朝4時起きをやり直すということです。私は10ヶ月で約600時間を使いました。これをもう一度最初からやるのかと思うと、正直ぞっとします。
その「調べる時間」を、無料でショートカットできます。
資料請求(無料)で分かるのは、この3つです。
- 合格までのカリキュラム … どの科目を、どの順番で、どれくらいの時間で進めるのか
- 今から試験日までの必要時間 … 1日何時間を12ヶ月なのか、逆算した数字が見える
- 独学との比較材料 … 教材費と講座費の差が、1年の差に見合うかどうか
資料を見て独学でいけると判断したなら、それでいいと思います。私もそうしました。 判断材料を無料で手に入れておくことに、デメリットはありません。