「試験まであと1〜2ヶ月。本気で勉強してきたつもりなのに、模試の結果は25点……。もう今年の一発合格なんて無理なんじゃないか?」
「解説を読んでもいまいち頭に入らない。間違えた問題が多すぎて、何から復習すればいいのか分からない……」

試験本番が近づくこの時期、模試の点数が伸び悩んで頭が真っ白になっている受験生は非常に多いです。 夜遅くまで勉強し、プライベートの時間を犠牲にして机に向かってきたからこそ、合格ラインに遠く及ばない数字を見ると、これまでの努力が全否定されたような絶望感に襲われますよね。

結論からお伝えします。 直前期の模試で「点数が取れない」のは当たり前であり、今20点台や30点前半であっても、過度に落ち込む必要はまったくありません。

実は、本番で「45点」という大幅な安全圏で一発合格した私自身、直前期に解いた市販の予想模試で「初見で40点以上」を取れたことは1回もありませんでした。 なかでもTACの予想模試にいたっては、合格基準点にすら届かないギリギリの成績だったのです。

模試で最も重要なのは、「何点取れたか」という結果ではありません。解いた後に「間違えた部分をどう復習し、どう苦手と向き合ったか」。ここで合否が180度変わります。

私は群馬県の自動車部品メーカーで15年以上、工場勤務をしています。平日は朝から夕方まで立ち仕事、帰宅後は2人の子どもの世話に追われながら、完全独学で宅建一発合格を果たしました。

この記事では、実際に模試の点数に焦りながらも、本番で45点をもぎ取った私の実体験から、直前1ヶ月で合格点まで点数を一気に引き上げる「具体的な模試の復習法」と「おすすめの市販模試の使い分け」を、私が実際にやったことそのままにお話しします。

読み終わるころには、模試への不安がやわらいで、今日から本番に向けて何をすればいいかがハッキリしているはずです。合格の切符を掴むために、あと少しだけ一緒に走り抜けましょう!

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。実際に私が購入・使用した予想模試を、正直な感想とともに紹介しています。
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目次 [ close ]
    1. この記事を読み終えるとわかること
  1. 1. 【大前提】なぜ直前期の模試で点数が取れないのか?合格者が教える「3つの真実」
    1. ① 市販の予想模試は「本番より明らかに難しく」作られている
    2. ② 本番45点の私ですら、模試はすべて「30点台」だった
    3. ③ 模試の役割は「合格判定」ではなく「弱点の健康診断」
  2. 2. 社会人向け!時間がない中で点数を最大化する「模試の3ステップ復習法」
    1. ステップ1:模試を解いた当日は「復習しない」と決める
    2. ステップ2:間違えた問題を「3つのレベル」に仕分ける
    3. ステップ3:弱点が見つかったら、無料の「過去問道場」でピンポイント爆撃
  3. 3. 【正直レビュー】私が実際に解いた市販予想模試3冊の難易度と使い分け
  4. 私が解いた市販予想模試3冊は「日建→LEC→TAC」の順で難しい
    1. ★模試を「複数」解くべき決定的な理由
  5. 4. 会場模試は受けるべき?独学合格者が考えるバランスの良い向き合い方
    1. 会場模試のメリット:本番の「場慣れ」ができる
    2. 社会人・子育て世代のデメリット:時間的・体力的コストが大きすぎる
    3. 自宅を本番会場に変える「自宅模試」のススメ
  6. 5. 模試でメンタルが削られた時に思い出してほしい「3つの処方箋」
    1. ① 「苦手な箇所が本番前に見つかって超ラッキー」と脳内変換する
    2. ② ネットのレビューや合格者の声を味方にする
    3. ③ 「今が一番若い」と信じて、過去問を1問だけ解く
  7. まとめ:模試の山を越えれば、合格はもう目の前です
    1. ✅ 今日から始める「復習チェックリスト」
    2. 📅 次にあなたが取るべき「たった1つの行動」

この記事を読み終えるとわかること

  • 本番45点合格の私が「模試では40点未満」だった、点数に悩まなくていい本当の理由
  • 仕事と育児を両立しながらできる、社会人向けの「翌日以降の模試復習法」
  • 実際に解いた市販予想模試3冊(日建・LEC・TAC)のリアルな難易度比較
  • 会場模試は受けるべき?独学合格者が語る「自宅模試」とのバランスの取り方

1. 【大前提】なぜ直前期の模試で点数が取れないのか?合格者が教える「3つの真実」

宅建 予想模試 難しい

まず、模試の点数が悪くて胃が痛くなっているあなたへ、心がすっと軽くなる「3つの真実」をお話しします。

① 市販の予想模試は「本番より明らかに難しく」作られている

まず知っておいてほしいのは、各予備校や出版社が作っている「予想模試」は、本番の試験よりも難易度が高めに設定されているという事実です。 理由はシンプルで、受験生に「このままでは不合格になるかもしれない」という適度な危機感を持たせ、直前期の勉強をさらに加速させるためです。

また、「過去問と予想模試では、論点や問題の着眼点などが微妙にずれている」ことも難しく感じる大きな原因です。 過去問の周回だけで機械的に正解を覚えていた場合、少し切り口を変えた予想模試の問題に対応できず、ガクッと点数が落ちます。これはあなたの基礎力がないからではなく、新しい問題形式に「慣れていないだけ」です。過度に落ち込む必要は一切ありません。

② 本番45点の私ですら、模試はすべて「30点台」だった

「合格者は模試でも最初から40点超えの無双状態だったのでは?」と思うかもしれませんが、現実はまったく違います。

私自身、直前期(6月〜9月)に主要3社の予想模試をすべて解きましたが、初見で40点以上を取れたことはただの1度もありませんでした。 点数はいつも30点台前半〜中盤をウロウロしており、難易度の高かったTACの模試にいたっては、合格基準点(予想合格点)にすら達しないギリギリのラインでした。

特にTACの1回目で基準点に届かず31点を取った日は、正直に言って頭が真っ白になるほど焦りました。 そして、ここで私は大きな失敗をやらかします。焦りのあまり、ろくに復習もしないまま、すぐにTACの2回目に手をつけてしまったのです。 結果は34点で、これまた基準点に届かず。今振り返ると「間違えた問題を放置して、新しい問題に逃げた」だけであり、非常にもったいないことをしました。1回目で間違えた論点を潰さないまま2回目に進んだので、当然また同じような問題で失点したわけです。

「基準点に届かなくても焦るな」と言われても、焦るなという方が無理だと思います。私も無理でした。 でも、だからこそ伝えたいのです。焦って次から次へと新しい予想問題集に手を出すのは、合格から最も遠ざかる行動だと。点数が悪かった日こそ、一度立ち止まって、間違えた1問1問とじっくり向き合ってください。これは、私自身の失敗から学んだ最大の教訓です。

参考までに、私の直前期のリアルな模試成績の推移を公開します。

【私の直前期・模試成績の推移(自己採点)】
※市販の予想模試は1冊に3回分収録。3冊=計9回を解きました
─────────────────────────────────
 6月下旬   日建①  32点 → 不合格判定
 7月上旬   日建②  34点 → 不合格判定
 7月中旬   日建③  37点 → ようやく合格判定
 7月下旬   LEC①   37点 → ギリギリ合格判定
 8月上旬   LEC②   38点 → ギリギリ合格判定
 8月中旬   LEC③   39点 → 合格判定
 8月下旬   TAC①   31点 → 不合格判定/最低記録
 8月下旬   TAC②   34点 → 不合格判定/翌日に焦って受験
 9月中旬   TAC③   36点 → 合格判定
─────────────────────────────────
10月第3日曜  本番   45点(合格点37点 → 圧勝)

ご覧の通り、序盤の日建やTACでは基準点割れを連発し、最低記録はTACの31点でした。それでも、本番の試験では自己採点「45点」(合格点37点)で圧勝できました。 模試の点数はあくまで「通過点」に過ぎません。そこで悪い点数を取ったからといって、本番で落ちるわけでは決してないのです。

③ 模試の役割は「合格判定」ではなく「弱点の健康診断」

模試はあなたの実力を測って合否を判定するためのものではありません。 「今、自分の知識のどこに穴があるか」を洗い出すための健康診断ツールです。

極端な話、本番前日の模試で20点だったとしても、その日の夜に間違えた20問分の知識を完璧に頭に入れれば、翌日の本番で合格点を取ることは可能です。 本当に恐れるべきは、点数が悪いことではなく、「点数を見てショックを受け、復習をせずに放置したり、勉強をやめてしまったりすること」です。

間違えた問題が多いということは、それだけ「本番前に伸びるチャンス(穴)をたくさん見つけられた」ということ。むしろラッキーだと捉えましょう。

2. 社会人向け!時間がない中で点数を最大化する「模試の3ステップ復習法」

宅建 予想模試 難しい

「間違えた問題を全部復習しようとしたけれど、解説が多すぎて途中で力尽きた……」 特に仕事をしながら勉強している社会人や、子育て中のパパ・ママにとって、まとまった復習時間を確保するのは至難の業です。

2時間かけて模試を解くだけでも脳はヘトヘトです。そこからさらに何時間もかけて復習するのは、体力的に続きません。 そこで、私が実践していた「時間がない社会人でも挫折しない、ムダのない復習手順」を紹介します。

ステップ1:模試を解いた当日は「復習しない」と決める

まず、「模試を解いた直後に復習を完了させようとしない」のが鉄則です。 本番と同じ2時間、極限の集中力で50問を解いた後の脳は、完全にガス欠状態になっています。そのクタクタな状態で難解な解説テキストを読んでも、文字が滑るだけで右から左へ抜けていってしまいます。

私は、模試を解いた日は「間違えた問題にチェックをつけるだけ」にして、すぐに本を開くのをやめていました。 本格的な復習は、脳が完全に回復した「翌日以降の朝の勉強時間(または隙間時間)」に回す方が、学習効率はぐっと上がります。

▼ 当日やることはこれだけ(所要5分)
  1. 答え合わせをして、間違えた問題番号に赤ペンで「/」を1本引く
  2. 間違えた問題の「分野」だけをスマホのメモアプリに書き出す(例:業法-37条書面 / 法令-開発許可 / 権利-抵当権
  3. テキストや解説は開かず、その日は終了

この「分野メモ」が、翌日の復習の設計図になります。

ステップ2:間違えた問題を「3つのレベル」に仕分ける

翌日、間違えた問題の解説を開いたら、すべての問題を均等に復習するのではなく、以下の3つのレベルに仕分けていきます。

【間違えた問題の仕分けルール】
  • レベルA:ケアレスミス(「あ、これ知ってたのに!」という悔しい間違い)
    →本番で1点に直結する。今すぐ周辺知識を見直す最優先エリア。
  • レベルB:基礎知識の抜け(テキストや過去問で見たことはあるが、曖昧で間違えた問題)
    → 本番までに必ず得点源にしなければならないエリア。
  • レベルC:細かすぎる悪問・奇問(聞いたこともない古い判例や、めったに出ない細かい税の知識)
    →復習価値ゼロ。他の有資格者も解けないので、完全に無視して「捨てる」。

仕分けに迷ったときの、具体的な判断例を挙げておきます。

間違えた問題の状況仕分け対応
「8種制限の手付金は2割まで」と知っていたのに、計算ミスで×にしたA計算問題は本番でも出る。電卓なしの暗算手順を再確認
「クーリングオフの起算日」がうろ覚えで2択で外したBテキストの該当ページ+過去問道場で類題演習
昭和の細かい判例や、5問免除の統計の枝葉の数字C見なかったことにする。深追い厳禁

ここで「全部の問題に同じ時間をかけない」のが最大のコツです。 時間のない直前期に「レベルC」の重箱の隅をつつくような問題の復習に30分かけるのは、命取りです。まずはレベルAとBだけに的を絞り、そこだけを徹底的に復習してください。これだけで復習にかかる時間は半分以下に減るはずです。

▼ 目安の時間配分(間違いが15問あった場合)

  • レベルA(4問)→ 1問あたり3分でサッと周辺知識を確認(計12分)
  • レベルB(8問)→ 後述のステップ3でじっくり(計40分)
  • レベルC(3問)→ 0分。バッサリ捨てる

ステップ3:弱点が見つかったら、無料の「過去問道場」でピンポイント爆撃

間違えた問題(レベルA・B)の単元が分かったら、模試の解説を読んで終わりにしてはいけません。 ここで私の実践していた「問題先行の逆順勉強法」を応用します。

例えば、模試で「宅建業法の37条書面(契約書面)」に関する問題を間違えたとします。 その場合、解説を読んだ後に、無料の学習サイトである「過去問道場(宅建試験ドットコム)」を開きます。 そして、「宅建業法 > 37条書面」で分野を絞り込み、過去問を10〜20問連続で解きまくるのです。

▼ 過去問道場での「分野別ピンポイント演習」のやり方(スマホでもOK)

  1. 宅建 過去問道場」で検索し、宅建試験ドットコムの過去問道場を開く
  2. トップの「分野別出題」を選ぶ
  3. 「宅建業法」→ 中項目で「37条書面(契約書面)」など、間違えた単元だけにチェックを入れる
  4. 出題年は「全年度」、出題順は「ランダム」に設定して開始
  5. そのまま10〜20問を連続で解く(移動中のスマホ片手でOK)
過去問道場 絞り込み

【画像:過去問道場での分野絞り込み画面のイメージ】

模試で間違えたというのは、その単元の「問われ方のパターン」に対応できていない証拠です。 過去問道場を使って同じ単元の類題を千本ノックのように連続で解くことで、「あ、37条書面はここがひっかけポイントとして何度も出ているんだな」というパターンが脳に刻まれます。

類題を解いて「出口(出題のされ方)」を掴んだ後に、初めてトリセツなどの基本テキストの該当ページを開き、周辺知識を確認して復習を完了させます。 この「模試で間違える → 過去問道場で類題爆撃 → テキストで最終確認」のサイクルこそが、直前期に点数を一気に引き上げる最強の復習法です。

ちなみに私は、この過去問道場をもっぱら夜勤の休憩時間や、勉強の終盤でその日のノルマが早く終わった隙間時間にやり込んでいました。机に向かう必要すらなく、スマホ1台あれば工場の休憩室でも数問解けるのが過去問道場の強みです。

ただし1つだけ正直にお伝えしておくと、私は勉強期間を10ヶ月とったので、結果的にかなりの問題数をこなせました。試験まで残り1ヶ月を切っているような方が、同じ量をこなすのは現実的ではありません。 時間がない人ほど、過去問道場は「全分野を網羅」しようとせず、模試で間違えた苦手分野だけにピンポイントで絞ってください。量で勝負する必要はまったくありません。穴の空いた分野だけを潰せば、点数は十分に伸びます。

▼ 復習サイクルの全体像(コピーして使えます)

① 当日:間違えた分野をメモするだけ(5分)
②翌朝:A・B・Cに仕分け(10分)
③ Bの分野を過去問道場で10〜20問連打(20〜40分)
④ テキストの該当ページで周辺知識を確認(10分)
⑤ 1週間後に同じ分野をもう一度過去問道場で解き直す(定着確認)

3. 【正直レビュー】私が実際に解いた市販予想模試3冊の難易度と使い分け

宅建 予想模試 難しい

私が解いた市販予想模試3冊は「日建→LEC→TAC」の順で難しい

復習法とあわせて、よく聞かれるのが「結局どの模試を買えばいいの?」という質問です。私は直前期に主要3社(日建・LEC・TAC)の予想模試をすべて自腹で購入し、解き比べました。

体感した難易度の序列は、ハッキリこの順でした。

日建(標準・本番に最も近い)< LEC(やや難)< TAC(難)

だから、最初の1冊で挫折したくない人は日建が安心です。逆にTACは3冊の中で頭一つ抜けて難しく、私もこのTACで「31点」という最低点を叩き出しました(笑)。なので、TACで点が崩れても落ち込む必要はまったくありません。難しく作られているだけです。

価格・収録回数・解説の丁寧さの違いや、「残り日数で何冊買うべきか」まで踏み込んだ選び方は、選び方に特化した別記事に全部まとめました。これから模試を買う方は、こちらを読めば迷わず1冊目を決められます。

💡 迷ったら、まずこの1冊 3冊解いた私が「1冊だけ選ぶなら」と断言する、本番に最も近い予想模試です。

★模試を「複数」解くべき決定的な理由

「なぜ3冊も模試をやったの?1冊を完璧にする方がいいのでは?」と思われるかもしれません。

基本的には1冊をしっかり復習するのが大原則ですが、直前期に複数社の模試を解くことには、「各予備校が共通して出題している、今年のとても重要な論点があぶり出される」という大きなメリットがあります。

日建の模試でも、LECの模試でも、TACの模試でも、なぜか形を変えて何度も出題されているテーマがあるはずです。 それは、「各社のプロ講師が、こぞって『今年はこれが本番で出る!』と予想している頻出エリア」ということです。

▼ 私が実際に作った「共通論点メモ」の例

【3社すべてで出た=本番ほぼ確定エリア】
・宅建業法 → 35条書面と37条書面の「記載事項の違い」
・法令上の制限 → 開発許可の「要否」と面積要件
・権利関係 → 相続(法定相続分と遺留分)
・税・その他 → 不動産取得税の特例
※上記は本番前日に音読して総ざらいした

複数の模試で共通するテーマを見つけたら、こうしてノートやふせんに1枚にまとめ、本番前日に完璧に暗記してください。実際、私もこの「共通論点」を徹底的にマークしたおかげで、本番での得点を数点上乗せすることができました。

4. 会場模試は受けるべき?独学合格者が考えるバランスの良い向き合い方

宅建 予想模試 難しい

「やっぱり予備校の教室に行って、会場模試を受けた方がいいのかな……?」 独学で勉強していると、会場でしか味わえない「本番の緊張感」を体験すべきか悩みますよね。

これに対する私の結論は、「本番の予行演習として受けられるなら有意義だが、時間と場所に制限があるため、忙しい社会人は無理に受ける必要はない」です。

会場模試のメリット:本番の「場慣れ」ができる

確かに、周囲に他の受験生がいて、電卓やシャープペンの音が響く中、張り詰めた空気感で問題を解くという体験は、本番の緊張を和らげる「場慣れ」の意味で非常に効果的です。特に、本番で極度に緊張してしまう自覚がある人は、1回だけでも会場模試を受けておく価値はあります。

社会人・子育て世代のデメリット:時間的・体力的コストが大きすぎる

しかし、平日は仕事、土日は育児や家事に追われている社会人にとって、「日曜日の貴重な半日を潰して、遠くの予備校の教室まで行って受験する」というのは、想像以上に大きなコストです。 移動時間も含めれば、往復で4〜5時間は失われます。その4時間があれば、自宅で模試を2回解いて、じっくり復習することすらできてしまいます。

特に私のように下の子が0歳といった育児真っ盛りの家庭では、休日の一歩を踏み出すのすら家族への負担になります。

自宅を本番会場に変える「自宅模試」のススメ

私は会場模試は一切受けず、すべて自宅で解きました。 自宅であっても、以下のルールを徹底すれば、会場受験と同等の効果を得られます。

  • ルール1:時間を「2時間」正確にタイマーセットする(スマホの電源は完全に切る)。
  • ルール2:本番と同じ「13時〜15時」の午後の時間帯に解く(本番の眠気や集中力のバイオリズムに合わせるため)。
  • ルール3:家族に「この2時間は試験本番だと思って声をかけないでほしい」と事前に協力をお願いする。

▼ 自宅模試「本番完全再現」タイムスケジュール(コピーして使えます)

時刻やることポイント
12:30トイレ・準備を済ませる本番も開始前にトイレへ
12:50机の上を消しゴム・鉛筆・時計だけにするスマホは電源OFFで別室へ
13:00タイマー2時間スタート、問題を解き始める本番と同じ「午後イチ」開始
〜15:0050問を解く(マークシートも実際に塗る)見直し時間まで含めて2時間で完結
15:00終了。この日はここまで当日は答え合わせのみ、復習は翌日

ポイントは「マークシートを実際に塗る」こと。本番では塗り間違いやマークずれで失点する人が毎年います。自宅模試の段階でマークの感覚に慣れておくだけで、本番の凡ミスを1〜2点防げます。

忙しい社会人は、無理して会場に足を運ぶ必要はありません。自宅受験で浮いた時間を、1問でも多くの過去問演習に充てる方が、はるかに合格率は高まります。

5. 模試でメンタルが削られた時に思い出してほしい「3つの処方箋」

宅建 予想模試 難しい

直前期の9月〜10月、模試の点数を見て「もう間に合わない」と焦り、心がつぶれそうになったとき、私が自分に言い聞かせていたメンタルの保ち方を紹介します。

① 「苦手な箇所が本番前に見つかって超ラッキー」と脳内変換する

模試で間違えた問題を見て、「自分はダメだ」と落ち込むのは今日でやめましょう。 もしその問題を模試で解いていなかったら、本番の試験会場で初めて出会い、そこで間違えて1点を失っていたはずです。

「本番で失うはずだった1点を、模試のおかげで事前に防ぐことができた。教えてくれてありがとう」 そう捉えるだけで、復習に向かうエネルギーが湧いてきます。

▼ 今日試せる「脳内変換」のひとこと

×「また25点だ、もうダメだ」 ○「25点ってことは、本番までに伸ばせる『伸びしろ』が25点分も見つかったってことだ」

口に出すだけで、不思議と机に向かう気力が戻ってきます。

② ネットのレビューや合格者の声を味方にする

点数が悪くて不安になったとき、私はネットで「宅建 模試 難しい」「宅建 予想模試 TAC 難しすぎる」といった言葉を検索していました(笑)。 すると、 「本番より明らかに難しくて心が折れた」 「合格者だけど、直前模試は28点だった」 といった、同じように悩み、それでも合格していった先輩たちのリアルな声がたくさん見つかりました。

「みんな難しさに苦しんでいるんだな。本番はこれより簡単なんだから大丈夫」 ネットの声を心の安定剤にして、過度な不安を上手に受け流してください。

③ 「今が一番若い」と信じて、過去問を1問だけ解く

「もう残り〇日しかない」と悩んでいる時間そのものが、合格率を最も下げる無駄な時間です。 どれだけ不安でも、悩んでいる暇があるなら、スマホの写真フォルダを開いて「昨日間違えた問題を1問見直す」ことだけを考えてください。

「やる気が出ないとき」のハードルは、これ以上ないくらい下げておくのがコツです。

▼ やる気ゼロの日の「最低ノルマ」設定例

  • 通勤電車で過去問道場を1問だけ解く
  • お風呂でテキストを1ページだけ眺める
  • 寝る前に共通論点メモを音読1回だけする

「1問だけ」と決めると、不思議と「ついでにもう1問」と手が動きます。ゼロの日を作らないことが、直前期の最大の勝因です。

私の大好きな言葉に、妻がくれた「今が一番若いタイミングだよ」という言葉があります。 今日諦めて来年に回せば、また来年、同じ模試の焦りと苦痛を味わうことになります。 今この瞬間が、最も合格に近いタイミングです。今日できる小さな一歩を、泥臭く積み上げましょう。

まとめ:模試の山を越えれば、合格はもう目の前です

宅建 予想模試 難しい

改めて、直前期の模試対策のポイントを整理します。

  1. 模試の点数は本番より低くて当然。一喜一憂は時間のムダ。
  2. 点数が悪い日こそ、焦って次の模試に逃げない。一度立ち止まって復習する。
  3. 模試を解いた当日は復習しない。翌日以降の脳が元気な時に仕分けして復習する。
  4. 間違えた論点は、無料の「過去問道場」で同じ分野をピンポイント連打して潰す。
  5. 市販模試は「日建学院」をベースにし、余力があれば複数社解いて共通論点をマークする。
  6. 社会人は会場模試にこだわらず、ルールを決めた「自宅模試」で時間を節約する

模試で20点台を取ろうが、E判定だろうが、関係ありません。 本番のマークシートを埋めるその瞬間まで、あなたの点数は伸び続けます。

間違えた問題を大歓迎し、1つずつ穴を埋めていけば、1ヶ月後のあなたは見違えるほど強くなっています。 未来の自分が「あの時逃げずにやりきって本当に良かった」と笑えるように、今日、苦手な論点を1つだけ潰してみませんか?

✅ 今日から始める「復習チェックリスト」

読み終えたあなたが、今すぐ取りかかれるアクションを5つにまとめました。スマホのメモにコピーして、できたものから消していってください。

□ 直近の模試で間違えた問題を A/B/C に仕分けした
□ レベルB(基礎の抜け)の分野をメモに書き出した
□ 過去問道場をブックマークし、分野別出題で1分野解いてみた
□ 次の模試の「自宅模試タイムスケジュール」を13時開始で予定に入れた
□ 「伸びしろが見つかった」と脳内変換して、過去問を1問だけ解いた

なお、「まだ手元に予想模試が1冊もない」という方は、まず日建学院の1冊を用意するところから始めましょう。 本番に最も近い難易度で、解説もシンプル。直前期の最初の1冊として間違いありません。

3社の模試の違いをもっと詳しく比べてみたいという方は以下の記事をチェックしてみましょう。

📅 次にあなたが取るべき「たった1つの行動」

模試の復習をしていると、多くの人が同じ壁にぶつかります。それが宅建業法、なかでも「8種制限」や「35条書面・37条書面の違い」です。 この記事の中でも何度か触れましたが、私自身、模試で一番足を引っ張られたのがこの分野でした。逆に言えば、宅建業法は暗記で固められる得点源。私は本番でこの宅建業法を20点満点で乗り切りました。直前期にここを詰めれば、点数は一気に伸びます。

工業高校卒・暗記が大の苦手だった私が実際に使った、8種制限のグループ分けや、混乱しやすい「概要(35条)」と「内容(37条)」の違いを、具体例とセルフチェック付きでまとめました。模試でこの分野を落とした方は、次はこれを読んで弱点を潰してください。

そして、もし模試の点数に心が折れそうになっているなら、こちらもどうぞ。 本文でも書いた通り、私が直前期に踏ん張れたのは「合格した後の未来」を具体的にイメージできていたからです。私は今、工場で働きながら宅建を活かした副業で月5〜8万円を稼いでいます。転職しなくても資格はこう活かせる、というリアルな5つの方法をまとめました。モチベーションを充電したいときに読んでみてください。